cGMP対応セルカウンター ADAM CellT


ADAM CellTは高感度の蛍光染色、LED光学、CMOS検出技術を採用し、より正確で再現性の高い細胞解析を実現しています。全細胞数、生細胞数、死細胞数を測定し、生存率を算出します。マイクロ流路チップを活用することによりシンプルかつ簡便で費用効果の高い測定が行えます。また、ADAM CellTは、cGMP施設における電子記録及び署名についての規則である21CFR part 11に準拠しておりデータを修正できない仕様となっています。日付、時間、操作の詳細を含むユーザーの各操作がログとして記録されます。
測定の特徴

測定原理(PI染色法)
細胞の核を染色するヨウ化プロミジウムでサンプルを染色後にADAM CellTは、自動的に蛍光イメージを取得します。取得したイメージから画像解析を行い、細胞数を算出します。

正確性と再現性
SH-SY5Y細胞を使用してADAMと血球計算盤の全細胞数カウントの相関

低、中、高濃度の細胞サンプルをADAMで測定しました。各濃度での再現性は高くなっています。

各種細胞測定方法と細胞生存率の比較

細胞生存率をADAM、フローサイトメトリー、マニュアルカウントとで比較しました。
SH-SY5Y、Jurkat、HeLa細胞を100μM、300μM H2O2で3時間処理しました。その後、それぞれの手法にて解析しました。
データマネージメント
電子記録(ログ)

電子署名

ユーザーマネージメント
ユーザーのアクセスレベル | ||||
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|
管理者 | スーパーバイザー | ユーザー | 他者 | |
ADAM-CellTへのアクセス | ○ | ○ | ○ | × |
データへのアクセス(転送) | ○ | △ スーパーバイザーとユーザーのデータのみ |
△ ユーザーのデータのみ |
× |
アカウントの作成 | ○ | △ 管理者のアカウントは作成不可 |
× | × |
電子記録へのアクセス | ○ | × | × | × |
保存記録へのアクセス | ○ | × | × | × |
削除記録へのアクセス | ○ | × | × | × |
ソフトウェアのアップデート | ○ | ○ | × | × |
日付、時刻の設定 | ○ | ○ | × | × |
製品仕様
フォーカス | オートフォーカス |
LED | 4W 緑 LED |
カメラ | CMOSカメラ |
測定時間 | <25〜50秒/テスト |
サンプル液量 | 13μL/lane |
測定濃度範囲 | 5x104 – 4x106 個/ml |
重量 | 7.0 kg |
サイズ(LxWxH) | 277 x 276 x 270 mm |
オーダー情報
Cat. No. | 製品名 |
ADAM-CellT | ADAM CellT |
AD4K-200 | AccuChip 4x channel Kit(AccuChip 200枚、AccuStain Solution T, N) |
ADR-1000 | AccuStain Solution (T, N) |
ADB-500 | Calibration beads |