リベールO157:H7検査キット
リべールO157:H7検査キットは食品中及び環境中に存在する有毒な大腸菌O157をイムノクロマト法検査により増菌培養後約15〜20分でデバイスの呈色で判別キットです。イムノクロマト法検査により(従来の方法ではO157を検出し、さらにH7で特定するまで数日かかりました)その使い易さと信頼性で米国農務省USDAの食品安全部門FSISで使用されています。
製品詳細
- #9750 リベールO157:H7 コンプリートセット(20テスト)
- テストデバイス (保存温度2〜7℃)、8時間培地(個別梱包)、ディスポーザブルピペット
- #9755 リベールO157:H7 デバイス(20テスト)
- テストデバイス (保存温度2〜7℃)
- 760 リベールO157:H7 8時間培地
- * 8時間培地 (保存温度15〜25℃)(振とう培養の場合、6時間に短縮可能)
- #9765 リベールO157:H7 8時間培地
- * 8時間培地 500g 約56回分(保存温度15〜25℃)(個別梱包はされていません)
測定原理 | 抗原抗体反応を利用したイムノクロマト法 |
検査感度 | 1CFU / 検体25g |
テスト時間 | 培養−8時間又は20時間 デバイス検査−20分 |
保存方法 | デバイス−冷蔵保存 培地−常温 |
USDA(米国農務省)に採用!AOAC認証検査方法(No.2000.13) |
検査手順
1. 滅菌済ストマック袋に付属の8時間培地1回分、蒸留水又は滅菌水を225mL加えます。 | 2. 検体25g(mL)加えストマック袋で2分間攪拌後、43℃・8時間培養します。 | 3. 培養後、袋から検体5mLを取り出し、PP製試験管等に移します。 |
4. 試験管をウォーターバスに入れ菌を死滅させた後、室温にて冷却させます。(冷水に浸しても問題ありません) | 5. 検体をデバイスの滴下口に5滴(120μL)滴下します。 | 6. 15〜20分間静置し、反応結果を待ちます。 |
検査精度(米国農務省で以下の評価をされてます)
リベール | USAD | |
特異性 | 99.9% | >97.0% |
検出感度 | 99.4% | >90.0% |
偽陰性反応率 | <1.0% | <2.0% |
偽陽性反応率 | <1.0% | <9.6% |