MasterPure™ Plant Leaf DNA Purification Kit
植物の葉組織からDNA抽出
フレッシュな植物の葉組織35〜100 mgからDNA精製をするために開発したキットです。1時間以内で精製でき、より多くのDNAを得るためにスケールアップも可能です。精製DNAはPCR増幅、制限酵素処理、サザンブロッティングに使用できます。
MasterPureキットは精製が困難とされる植物の葉からのDNA抽出も可能です。キットはブドウのつる、ヴィティス・ヴィニヘラなどのポリフェノール(タンニン)および多糖類が多く含まれ、抽出および抽出後のDNAの利用に妨げとなるサンプルで最適化されています。酵素による消化やCTAB(hexadecyltrimethylammonium bromide)、有機溶剤は使用しません。
Applications
- 植物種のマイクロサテライトタイピング
- PCR増幅、制限酵素処理、サザンブロッティング
Benefits
- 多くの植物種(多糖類およびポリフェノールを多く含む植物種)の葉からDNAを回収可能
- 迅速:1時間以内にDNAの精製可能
- 高分子量DNA (Figure 1)
- シンプル、無毒性:有機溶剤やCTAB抽出、CsCl勾配、酵素処理は使用しません
- カラムに比べ完全な状態のDNA回収可能
Figure 1. 高収量回収DNA
MasterPureまたはG社で回収したDNA 10μlを0.7%アガロースゲルで電気泳動しました。ゲルはSYBR® Gold染色後、Dark Reader™ Transilluminatorで分析。
Lanes M, 1-kb DNA ladder; Lanes 1-4, ピノ・ノワールブドウの葉DNAをMasterPure Kitで回収したもの。
Lanes 5-8, ピノ・ノワールブドウの葉DNAをG社キットで回収したもの。
プロトコール
- Plant DNA Extraction Solutionを含む1.5-mlのマイクロ遠心管で35〜100 mgの葉組織をすりつぶす。
- 70℃、30分間加熱
- 氷上で冷やした後、5分間遠心しペレット状にする。上清は新しいチューブに移し遠心を繰り返す。上清を新しいチューブに移す。
- イソプロパノールでDNAを沈殿させ、ペレットをCleanup Solutionで再懸濁し、さらにイソプロパノールで再懸濁する。70%エタノールでウォッシュ後、TEバッファーで再懸濁する。
- DNA溶液に色がついている場合はステップ4を繰り返す。
Figure 2. MasterPure™ Kit対カラムのDNA制限酵素処理
Lane 2はMasterPure™ Plant Leaf DNA Purification Kitで回収したタバコDNAをSsp Iで処理。Lane 3は同様の処理をQ社のカラムキットで回収したDNAで行った。MasterPure Kitで精製したDNAはSsp Iで消化できたことが反復バンドより確認できる。Q社キットで精製したDNAの反復バンドはSsp Iで消化されていない。
References
- Bowers, J.E. et al. (1993) Am. J. Enology and Viticulture 44 (3), 266.
- John, M.E. (1992) Nucl. Acids Res. 20 (9), 2381.
- Thomas, M.R. et al. (1994) Plant Mol. Biol. 25, 939.
- Rowland, L.J. and Nguyen, B. (1993) BioTechniques 14 (5), 735.
- Bowers, J.E. et al. (1996) Genome 39, 6328.
- Hoffman, L. and Moan, E. (1999) EPICENTRE Forum 6 (1), 1.
SYBRはMolecular Probes, Incの登録商標です。
| 商品名 | Cat.No. | 包装単位 |
| MasterPure™ Plant Leaf DNA Purification Kit | MPP92010 | 10反応 |
| MPP92100 | 100反応 |
Kit Contents
- Plant DNA Extraction Solution
- Cleanup Solution
- TE Buffer
製品のご購入・ご相談はTEL:03-3545-5720、またはお問い合わせまで。

